頸椎椎間板ヘルニアの原因は大きく2つです。
ひとつは、加齢よって椎間板が老化してしてしまう
ために起こるヘルニアです。
椎間板はもともと水分が多く含まれており、
弾力性があります。
この椎間板が頸椎と頚椎の間のクッションの役割を
果たすことによって、首への負担や衝撃を緩和している
というわけです。
しかしながら、加齢によって、この椎間板の弾力性
が失われていきます。
そうなると、椎間板が衝撃を吸収しきれなくなり、
潰れてしまうわけです。
もう一つは、外部からつよい衝撃が加わったケースです。
まさに、交通事故による頚椎椎間板ヘルニアがその例です。
事故時の強い衝撃によって、椎間板がダメージを受けてしまい、
それによってヘルニアを発症してしまうわけです。
このような交通事故ケースの場合、最初はムチ打ちなのですが、
しばらく時間が経ってから、頸椎椎間板ヘルニアになることが多いです。
事故の直後に発症していなかったとしても、
あとから後遺症が出る可能性が高いのです。
このようなことが往々にしてあるので、事故の直後になにも症状がないからといって、
簡単に示談に応じてしまうと後から面倒なことになることが多いです。
事故直後では大丈夫だと思っていても、
時間が経つにつれ痛みがひどくなることが多いからです。
このようなことを避けるためのポイントは、
・交通事故の直後に痛みがなくてもすぐに示談しないこと
・慰謝料や示談の交渉は弁護士などの専門家に相談すること
の2つです。
特に、弁護士などを利用して、慰謝料を請求することは
トラブルを未然に防止したり、慰謝料を増額する上で需要です。
最近では、事故の無料相談をやっている法律事務所も多いので、
そのような機会を利用して、トラブルを回避しましょう。